「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

ちょっとまったぁ、その転職

みなさん、こんにちは!エリーです。
いつもマッサンがお世話になっています★
 
私は前述したとおり伏線(↓)のような出来事があったため、転職に関しては「いいよ!」と即答しました。
 
 
でも・・・今振り返ると、もっと石橋を叩いて渡ればよかった!時期尚早だったかも!と思うことがしばしば。
 
今日は、その反省を生かし、今まさに旦那さんが転職を考えているという奥様方へアドバイス以下の項目のいずれも該当しない場合は、転職は一旦考え直してもらった方がいいと思います。

 

① これまでに近い生活レベルを4ヵ月は保てる蓄えがある
② やりたいことがある
③ 転職理由がネガティブであったとしても、人間関係以外が理由である
④ 過去を振り返らない
 
① これまでに近い生活レベルを4ヵ月は保てる蓄えがある
 
いかなる理由であれ、やはり妻の立場としては生活が不安定になることが何よりも心配です。究極のところ、生活レベルさえ維持できれば、転職でも何でもしていいよ!ってなるんじゃないか、と。
 
で、何故ゆえに4か月かといいかますと、自己都合退職の場合、ハローワークに最短で失業申請しても初回支給日が約4ヵ月後(3ヵ月の給付制限+α)になるからです。
 
うちのマッサンの場合、それを知ったのが退職決定後。貯金もなければ、貯める時間もない。最終的に退職金を当てにする始末でした。
 
でも、この「退職金」、また後日述べますが、ぜーったいに当てにしてはいけません!
 
とにかく退職金など特別なお金を除いた貯蓄が最低4か月分ある状態をお勧めします。
 
② やりたいことがある
 
転職をするきっかけって大概ネガティブなものだったりします。でも、逆にそれはチャンス。今までやりたいと思っていたことを始めるいい機会なのです。すぐにはそのやりたいことを目指せなくても、学校にいったり、資格をとったり、まずは経験を積むために関連会社に入ったりと将来が見通せます。
 
うちのマッサンの場合、やりたいことが全くありません。
だから、退職後も異業種ではなく、それまで勤めていた会社と同業種にこだわり続け、玉砕しました。もちろん同業種でも会社によって差はあるので、悪いわけではありませんが、その場合はもっと具体的に「今までの経験を生かして〇〇の仕事がしたい」のように具体性が必要だと思うんです。
 
転職は「第2の人生」と切り替えられることが大事なんです!!
 
③ 転職理由がネガティブであったとしても、人間関係以外が理由である
 
転職理由ってけっこう上司が原因だったりしますよね。パワハラモラハラなどなどのハラスメント。でも、今の日本の会社ってまだまだ年功序列社会ですよね。海外のように実力主義的な会社は少ない。
 
ということは、いずれ上司も去る可能性があるってことです。家族経営の会社やベンチャー企業などは難しいかもしれませんが、一般の会社であれば、人事などが変わる可能性もあり、相当参ってない限りもう少し踏ん張ってみるというのも手です。
 
実際、マッサンの給料に言及した社長は親会社からの任期制の天下りだったこともあり、任期を経て交代になりましたし、精神的にマッサンを追い詰めた支店長は配置換えが気に食わなくて、辞めていきました。もう少し粘っていれば事態は少しは変わっていたのではないかと思いました。
 
④ 過去を振り返らない
 
すごく抽象的な言い方ですみません。
でも、これって結構大事なんです。実はマッサンの転職がうまくいかなった主たる原因はこれじゃないかと思ってるぐらい。
 
つまり・・・「前の会社とやり方が違う」「前の方がよかった」などなど、前職と比較したり、過去を美化したりするようだと未来は見えてきません。何度「前の会社が嫌だったからやめたんじゃないの?」と言ったことか。
 
でも、これって理屈じゃなくて、感情論だったりもするので、転職がうまくいかなければ徐々に↑のような考え方が強くなっていってしまうんですよね。そして、こんなことばっかり聞かされていたら、家族も参ってしまいます。時に転職を失敗して夫婦喧嘩が絶えない、離婚したという話を聞きます。逆に会社が倒産して裸一貫ゼロからのスタートでも、夫婦手をとりあって窮地を切り抜けた話も聞きます。
 
過去を持ち出したとしてもふさぎ込むんじゃなくて、明るく話してくれれば、雰囲気もよくなりますし、応援する側も全力でサポートしようって気になります。スーパーポジティブはそれはそれで問題だったりもするので、ポジティブ>ネガティブというバランスがキープできる方であれば、転職はありかなと思います。
 
 
以上4項目です。
 
一つでも当てはまるのであれば、ご主人を応援してあげてもいいかも。
でも、一つもあてはまらなければ、止めてください。
 
ちなみにマッサンは一つも当てはまっていませんでした。
ご参考まで。