「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

入社に際しての条件とは

 さて、F社より数日後連絡がありました。精査の結果、次の条件を承諾頂けるのであれば採用とすると連絡が入りました。

 

1)給与 月額20万スタート(試用期間3ヶ月間も同様)

2)賞与は勤務開始より1年間は対象外であること。

3)「勤務態度」「事務能力」「営業能力」等で優れた実績を残している場合は、勤務開始より6ヶ月後に見直しを行う

4)交通費は上限10,000円

5)入社にあたり、仲介会社へは理論年収の20%を紹介手数料として支払わなければならず、それなりのリスクを伴うため、入社後は最低でも3年以上の勤務を前提としているが大丈夫でしょうか

 

 以上のような内容でした。

 

 この条件を見たとき、正直この会社に入ったらしんどいだろうなと思いました。

1)については、これが自分の価値なんだろうなということで渋々クリア。

2)はせめて年末に寸志程度でも出ないのですかと言いたくなりました。

3)自分の経験と努力で改善可能ではないかと少しの期待を持ちました。

4)実費は最安値ルートで16,400円。6,400円は自分の給料から吐き出しって?さすがにこれはないだろうと思い、交通費は足が出るので非常に厳しいですと申告しました。

5)年収の20%ってこんなに費用が発生するものかと驚きました。採用にかかったコストを回収するまでは辞めさせないというのは理解できますが、わざわざこのことを社員に誓約させるというスタンスは若干の恐怖を覚えました。

 

 後日、交通費の件で連絡があり、本来ならば例外はないとの前提で「経験者ということを考慮し特例で認めるので絶対に口外しないこと」との返答がありました。(のちにこの交通費は基本給に含まれ課税対象になる。交通費って非課税対象じゃないのかい?)と、いろいろと首をかしげたくなることはありましたが、最低限の要求は聞き入れられた形となったため、入社の意思を表明したのでした。

 

 これで入社が決定したものの、晴れやかな気持ちではなく、ここに決めてほんとに良かったのかと少し不安がありました。