「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

転職活動、採用試験対策はしっかりと

 J社ではSPI、一般常識試験、学力試験がありました。この会社の試験は今まで受けたどの会社よりも難易度が高く、仮に面接がどんなに良くても試験で落ちたなと思いました。特に計算問題はまったくできませんでした。これまで筆記試験の対策などまったく行っていなかったことを後悔しました。採用枠1名のところに7~8名受けてましたので、私が脱落するのは当然だと思っていました。こういった試験で落とされるということはできるだけ避けたいところです。いくら経験や実績をアピールしたところで、試験成績が悪ければ採用を見送られることは十分にありますので、客観的評価の得やすい試験対策はしっかりしておくべきでした。

 

 J社以外にタクシー会社の求人に応募していたので、後日説明会と面接に参加しました。そして、その日のうちに採用が内定したとの連絡がありました。このことを妻に報告し、前向きに考えようかと思うと言ったところ「福岡に来てまだ数ヵ月で土地勘もないのに慣れない土地で運転手はやめてほしい」「どうしてもタクシー運転手になりたいなら別だけど、他に仕事がないからと妥協で入るのはやめた方がいい」と言われ、自分の胸に手を当ててもその通りだと思い、辞退しました。

 

 次に小倉にあるE社との面接がありました。物づくりの会社で非常に興味があったのですが、福岡~小倉の通勤距離で、車なら高速道路使用不可、電車の場合在来線のみ交通費支給とのことで、通勤にストレスがかかることが予想されたのでお断りしました。

 

 そして数日後、まさかの電話がありました。なんと試験がボロボロで受かるはずのないJ社の採用担当からではありませんか。「マッサンさんは試験を通過しましたので、入社意思があるなら、当社の役員と役職者で面接をします」と。私は誰かと間違えているのでは、との疑いと驚きを隠せませんでしたが、断る理由はありません。2つ返事で面接受けますと返答しました。

 

 そしてJ社の役職者面接の日が訪れました。