「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

中年転職、異業種も考える

 結局退職までに次の転職先が決まらなかった私は、かなり焦っていました。これまで同業種にこだわっていましたが、異業種も探すようになりました。ある日、卸業者のK社の求人を見つけ応募しました。書類選考が通過し、早速福岡へ面接に行きました。

 

 面接で業務内容を確認したところ、K社は朝の7時20分には朝礼、しかも福岡市より離れた郊外で車通勤しかできないような場所のため、通勤は正直きついなという印象でした。ここは受かっても微妙だなあと思っていましたが、約1週間後向こうから不採用通知が届きました。

 

 今回の不採用は正直ホッとしました。今回のように求人票では始業9:00~と記載があっても、朝礼、配達商品の荷積みで90分以上も前に出勤しなければならないことなど、面接で確認しないとわからない部分もあります。しかし、福岡までわざわざ面接の度に行っていては金銭的にも持ちません。無駄足を踏まないためにも職探しは慎重にならざるを得ませんでした。

 

 ハローワークに毎日いい求人が出るわけでもないので、企業のHP、転職サイト、転職エージェントなど、いろいろな方面へ網をかけることにしました。

 

 ある日、登録した転職エージェントからヒアリングのため電話が入りました。勤務時間や給与面などの摺り合わせをするもエージェントから「マッサンさん、年齢的な条件でもかなり厳しいうえ、九州の転職市場は非常に狭き門です。大阪の1/5くらいの求人数ですので、条件に沿った会社を見つけるのはかなり厳しいでしょう」と言われました。

 

 明らかに私の考えが甘かったのです。