「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

J社との別れ、安住の職業を求めて新たなる旅立ち

 J社の退職当日、社員一同を集め社長より挨拶がありました。「マッサンが当社に入社したとき、いい人物が来てくれたなあというのが感想でした。最近では新規も取れるようになって、これからというときに今回のことは残念だが、やりたいことがあるとの本人の意思だから、我々も万歳してマッサンを送り出そうではないか」そして社員一同で「マッサンの将来にバンザーイ!」と花束と共に送り出してくれたのです。

 

 わずか10ヶ月で去ることになった私に対し、ここまでしてくれたことは一生忘れられない出来事となりました。この時の判断が間違っていなかったと胸を張って言えるよう次の会社で頑張る決意をしました。

 

 そして4月に入り、T社の勤務初日の前日に従業員さんたちへの挨拶と翌日より通勤の足となる車の持ち帰りのため、会社へ行きました。自家用車は妻が息子の保育園への送迎と通勤に使用する為、社長より会社に置いてあるボロボロの軽ワゴンを当面借りることになったためです。

 

 次に会社の下見をすると、事務所のような社屋は存在せず、作業者の詰所があるだけでした。これまでの会社勤務とはまるで事情が違っており、詰所はプレハブ小屋、トイレは屋外の簡易汲み取り式便所。敷地には掘削に使用するドリル、重機で埋め尽くされていました。

 

 職場環境に戸惑いはありましたが、いよいよ明日から気持ちを真っ新にして頑張るぞと決意をしたのでした。

 

 そして、勤務初日を迎えました。