「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

地盤改良工事は泥まみれ、セメントまみれ

 いよいよ仕事がはじまりました。地盤改良でも私がこれから携わるのは、柱状改良工法というものでした。重機で地盤をドリルのようなもので垂直に掘りながらセメントを注入します。

 

 軟弱な地盤の現状の土と混ぜ合わせて撹拌して土の中へ注入していきます。この地盤へセメントを流し込んでいくために、プラントが必要で、ここにセメントと水を計量してセメントミルクといった地盤改良材をミキサーのようなもので練るのです。このプラントの周りは常にセメントとと水を混ぜ合わせる為、周辺は泥とセメントの水たまりが常にできています。

 

 作業が終わるとセメントが固まらないよう地盤改良重機のドリルやスクリューに付着したセメントや泥のヘドロをきれいにつまらないよう水で洗い流すのです。現場がドロドロ、ベトベトで、常時長靴、皮手袋をしておかないと気持ち悪くて仕方ありません。

 

 セメントミルクが長靴や服に付着すると、すぐに固まってしまいます。私のような作業に慣れないうちは、たくさん浴びてしまうのでカッパが必須だと思いました。しかし、これから夏に向かうというのに炎天下の下でカッパを着て土木作業なんかしたら、滝のように汗が噴き出るのだろうなと思いました。

 

 こうして、泥とセメントまみれの一日目は終了しました。