妻の忠告を無視、土木業界への転身が転落のはじまり
母からT社の話を聞き、これでJ社を辞める理由ができたと思いました。土木業界と聞いてもちろん戸惑いはありましたが、この先の安定を考えれば資格しかないと思い、社長との面接を進めてもらうよう頼みました。
週末で熊本の実家へ帰省中の妻に電話で事情を説明したところ、そこまで大事な話を私と母で決めてしまったことには賛成できないとの意見でした。
しかしこの時の私は聞く耳持たず、「電話営業で毎日精神的に追い込まれているときに、絶好のタイミングできた話を逃したくはない」「自分には資格が必要だ、資格を取るということに反対するというのか」「面接の話はもうお願いしている」「次に行く会社で絶対最後にするから」と自分の決めたことに口を挟むなと言わんばかりの口調だったと記憶しています。
最初の転職の際にも、妻のアドバイスを無視して暴走した結果が現在の転落人生なのに、またこの時も同じ過ちを繰り返してしまったのでした。
そしてT社の社長との面接の日が訪れました。