「40代からでも転職してよかった!」と人生を再スタートさせたいオヤジのためのリアルなブログ

40代半ばで転職を決意し挫折した男が、もう一度這い上がれるのか。中年男が転職に失敗しないための戦略。ブラック企業入社リアル体験。

同じ業界の転職、我が社にいくら売上を持ってきてくれるかがすべて

 出勤初日に早速、私のノルマが発表されました。

 

 個人の年間売上予算は2億5千万円、すでに営業所の売上実績としては年間2億5千万円でしたので、要するに今所長が担当している数字と同じ売上予算を持たなければなりませんでした。

 

 最初の面接の際に予算配分については九州地区を5割(所長の得意先を半分受け持ち)中国・四国地方2割、新規開拓3割を考えていると言われてました。所長に数字目標が出たことを話すと「自分の得意先の半分フォローというのはありえない。売上数字は引き継がないよ!私も現在の2億5千万円から君に引き継いだら数字が半減する。ただでさえ3億円に数字を上げてくれと毎月言われているのに」と言われました。

 

 つまりベースの数字が大阪の営業マンが担当していた中四国の引き継ぎ分の5千万円の実績しかないということでした。差し引き年間2億円稼いでくれという意味です。もしくは前職のG社からそれくらいの数字は持ってこれると見込んだ上での予算だったかもしれません。前職では新規で年間1億3千万円の数字を作ったのが最高額で、その売り上げを作るために2~3年がかりだったことを記憶しています。それを初年度に新規で2億円を獲得すると考えると無謀に思えました。

 

 改めて所長から営業部長に、引き継ぎの件も含めて再確認してもらったところ、九州地区の所長の得意先は引き継ぎはしないこととなりました。また会社の希望としては九州にいながら中四国の売上を何としてでも作ってほしいので、出張が多くなるとも言われました。

 

 結局のところ同じ業界で転職するということは、売上と人脈を持ってくることが前提であると感じました。